登録されたユーザにメールが配送されるようにはなったものの、ecartis のデフォルトでは、ecartis@mydomain.comに「subscribe hogelist」のメールを出すといきなり登録されてしまう仕様のようだ。設定ファイルは /var/lib/ecartis/lists/hogelist/config にある。このファイルを読み解くと、 subscribe-mode という変数があった。これを confirm に変更しておけば、よくある ML のように、登録確認のメールが配送されるようになる。
月: 2006年10月
PPTP LDAP Auth via freeradius
やっとできた。
WindowsからのVPN接続認証をLDAPで管理する on FreeBSD5.2.1に倣って設定を進める。ハマった所も同じ。
無認証で一部のLDAPエントリを参照できるようにしておく必要があり、slapd.confを変更。具体的には、アクセスコントロールの最初に access to * by * read と記述した。
ecartis + exim4
前々からメーリングリストを運営したかったのだが、マネージャソフトを何にするか考えると二の足を踏んでいた。当初 Web-baseのMLMであるmailmanを使おうと考えたのだが、ちょっと調べて ecartis を採用することにした。
が、あまりにも情報が無さすぎる。その上、exim4 との組み合わせとなると尚更。結局、
[Exim] Using Ecartis mailing list manager with Exim 4
を参考にしてMLの配送は可能になった。
具体的には、/etc/exim4/exim4.conf.template の「router」セクションと「transport」セクションにecartis 用の定義を追加する必要がある。
注意すべきなのは、routerの定義は「ORDER DOES MATTER」であるということ。また、このドキュメントはローカルドメインとは異なるメーリングリストを運営することを意識して書かれているということ。
LDAPでアドレス帳管理
SquirrelMailでもアドレス帳を使えれば便利だと常々思っていた。だが、同じデータを2ヶ所で持つのことはメンテナンスを考えると避けたい。そこで、メーラのアドレス帳をLDIFに変換し、LDAPサーバに投入すれば良いことに気づいた。